YZDAでは幅広い経験や知識を活かし、国際感覚あふれる洗練された視点で、レストラン、カジノ、ホテル、オフィスなどのインテリアを手がけています。シンプルながらも飽きの来ない、機能美と使い心地の良さを併せ持つ実用的な空間デザインを目指しています。
インテリアデザナーとして常に大切にしていることはコミュニケーションです。クライアントと一緒に「創る」コラボレーションパートナーとして、常に高質なデザインを創りあげることを心がけています。また、クライアントの趣向や要望を細やかに学び、クライアントが表現できない本質的な考えや想いを引き出し、それを形にしていきます。
世界各国を旅して、ファッションや音楽などの文化や人々から学んだ経験とアイディアは、YZDAの一つ一つのデザインの美と形に表れています。また、投資という意味合いから付加価値が上がるトータルインテリアデザインとコーディネートも提案しています。
リッチランド市は、ガルレイク（湖）に面したバケーションホームに囲まれている閑静な湖畔の街。今回は、バケーションホーム（8000ft²= 743.2243m² ）とゲストホーム（1090 ft²= 101.2643 m² ）として 新築し、家族六人が四季を通じてゆったりしたスペースで、一年中エンジョイできる住宅を建てることが最大の課題でした。
この湖畔にふさわしい明るい色調と素材、そしてコテージスタイルと和モダンを融合させた家を創造すること。グランドラピッド市の建築会社との共同制作によって自然豊かな土地にそびえ建つ風格のある家とすることを心掛けました。その際、インテリア建築＋デザイン内装、家具＋照明デザイン、ラグデザイン、さらには全てのアクセサリーからスタイリングまでトータルデザインとして手掛けました。さらに絵画の選定を依頼され、国内外から買い付けをしました。この「湖畔の家」は、 存在感のある、私の代表作とも言える作品となっています。
ニュージャージー州のショートヒル市は、緑に囲まれた静かな高級住宅街です。アメリカ中南部より、四人家族で引越しをされる際に２０１４年に建設された、新築物件を購入。その際に、インテリアデザイン、カラーコーディネート、アクセサリーデザイン、そして最終の仕上げであるスタイリングを全て行うことを依頼されました。また、国内外を問わず、 ポップなアートや絵画を探して 購入をすることを求められました。
モダンで遊び心のあるデザインを課題とし、インテリア全体を白、黒、グレーとブルーモノトーンで明るい空間にし、ブルーや明るめのアクセントカラーを使い、家具やアクセサリーなどを創作。また、躍動感のあるポップアートに合わせて、アートに使われているアクセントカラーをそれぞれ強調して、インテリアとコーコーディネートとさせた。ユニークな小物をあしらい、お部屋を全体に個性的し仕上げた。 また、この新築物件は、『コロニアスタイル』というアメリカでは、とても有名な一戸建ての家。クラシックな内装の中に、モダンなものを入れて、どのようにブレンドされるのかが、私自身の大きな課題とされました。
小さな子供達が自由に遊び、学べる空間、そして安全性を重視し、堅苦しいフォーマルなデザインを避け、ゆっくりと家族の団欒が楽しめる家とした。また、たくさんの来客をもてなすワインバーキャビネットを設計し、ダイニングルームを豊かに創造することができた。 アメリカンオーク素材を中心に、ダークな木色調と真っ白を基調とした壁のスペースがとても反映され、満足のいく仕上がりとなりました。
ペンシルバニア州はYZDAが拠点とするニュージャージー州と隣接する州で、ニューホープはデラウェア川沿いの小さなリゾート地。海外からのクライアントの依頼で、１９８０年代に建設されたコンドミニアムを全面改装することになりました。キッチンを中心とした暮らしができるようなデザインしてほしいと依頼を受けしました。
ライフスタイルに合わせた間取りを作り、そしてインテリア空間に新たな付加価値をつけるリノベーションとして空間を生まれ変わらせました。一部の基礎建築を残し、まずは全ての壁を取り除くこと、そしてキッチンを中心にデザインされたこの空間は、ダイニングルームとリビングルームをつなげて明るく開放的にしました。ドイツ製のカスタムキッチン、デンマーク製とイタリア製の家具を使用し、シンプルさと清潔感を際立たせるよう心掛けました。 アメリカンブラックウオールナットの木の床の暖かさに加え、真っ白を基調としたスペースにモスグリーンと白のラッカー素材のキッチンキャビエットを使いました。壁一面にデザインされた大きめの窓から差し込む光は、クライアントの希望通り明るく、そして清潔感の溢れるコンテンポラリーな空間となりました。
ニュージャージー州チャタムにある住宅の、ダイニングとリビングルームのリノベーションデザインのお話を頂いた時、すぐにそのイメージが湧いてきました。ミッドセンチュリーモダン建築に見合うように斬新で自由なデザインと鮮やかな色使い、すっきりとしたラインのデザインを保つことを心がけました。常緑樹や深い海の自然な色合いからインスピレーションを受け、これらのカラーパレットを清楚な白い壁と天井に対比させ、新鮮でモダンな空間を創り出しました。アメリカのブラックウォールナット材やイタリアのカララ大理石、ポーセリングタイルを暖炉に使用することで、空間に心地よい温もりをもたせています。
リビングルームはクライアントの希望であった、洗練された大人のエンターテイメント空間となるようデザインし、その一方で、ご家族の2人のお子様と遊び好きのペットにとっても居心地がよいものになるよう注意を払いました。ダイニングにあるスケールの大きいフロアランプは、天井デザインに調和するような演出となっています。
ミッドセンチュリーモダンからインスピレーションを受けた壁紙と、彫刻的要素を取り入れたペンダントライト、壁に取り付けられたウォールスコンス（壁付き照明）もまた全て、ダイニングルームのデザインの重要な要素です。
マンハッタンのアッパーイーストに位置するフィフスアベニュー（五番街）は、 最高級を絵に描いたような町並み。中でもデザインを任されたコンドミニアムはセントラルパークを眺望できる好立地の物件。また、このコンドミニアムは、 建築士、Robert A. M. Stern Architectsのデザインされた建築物です。
セカンドハウスでもある、このコンドミニアムをデザインする際に、海外を拠点として暮らしているクライアントが強く望まれたのは、モダンで、慌ただしい毎日の生活を感じない、落ち着きのあるスペースをクリエイトすること。そこで 私は、温かみのあるアーストーンの色調と木の素材感を生かした空間作りが理想と考えました。カスタムキッチン、キャビネット、ブックケース、家具や照明デザインの他、絵画やインテリア小物を含め、設計デザインからインテリアコーディネートまでのすべてを任されました。一方、座った時の目線で、お部屋のどの位置からも、 窓からセントラルパークが眺望できるように設計し、セントラルパークの気配を感じられる贅沢な空間としました。
この住宅は、国際的な感性をもつ夫婦と2人の子供達のためにデザインをしたものです。郊外の戸建て住宅をフルリノベーション（全改装）し、クライアントが快適に過ごせる高級感あふれる空間を実現することができました。ご家族のライフスタイルに合わせて間取りや内外装を刷新し、家事や生活動線を考え抜いた空間です。あからさまな流行に頼らずに、世界中からの様々なインスピレーションを取り入れました。そして憧れであるニューヨークの街と、その郊外でのライフスタイルを巧みに組み合わせています。
すっきりとしたダークフロアリングにモダンな家具、またインテリアの寒色系中間色でバランスをとりました。天井の間接照明はリラックスできる空間を演出し、大きめの窓を入れることで自然光の差し込む明るくて開放感のある空間となりました。
新築のペントハウスで、建築の基礎段階からクライアントとのお仕事が始まりました。まず、クライアントが希望したのは、都会的で高級感のあるエレガントなインテリア空間に住みたいということ。マンハッタンの華やかなライフスタイルからインスピレーションを受け、上品な色使いをクライアントのアクティブなライフスタイルに調和させながら、清潔感溢れる贅沢な生活と落ち着いた快適さを実現することができました。ミッドトーンの無垢素材の床材と、清潔感漂う白い革と対比させた家具、模様のある壁紙もソフトなオフホワイトでエレガントに仕上げています。カーテン布地は柔らかい中間色の高級素材を使い、エレガントで落ち着きのある大人の空間として部屋全体のバランスを保っています。
それまでのニューヨークライフスタイルのような洗練されたクラッシック感が、これからの郊外でのくつろぎの生活に融合する。美しい避暑地のような環境のショートヒルズのこの住宅は、マンハッタンでの生活から新しく郊外での生活に移る夫婦のためにデザインされたものです。2人の幼い子供達のために使用する素材は特に考慮し、楽しく実用的な空間を創るとともに、リラックスして楽しめる洗練されたお部屋を実現しました。空間を優美ですっきりとさせ、それぞれの部屋にアクセントカラーを使いつつ、寒色系中間色のパレットを中心とした、モダンで魅力的な家を創りあげることができました。
YZDAのプロダクトデザインは、柔軟性があり、移動、そして調整可能であるという基本概念に基づいています。クオリティの高いプロトタイプや製品をデザイン開発し、新鮮で革新的なデザインを市場に提供することに専心しています。世界の様々な国や地域から、学んだ知見や知識をデザインに取り入れる事で、国際的な、地域国境を超越するブランドを実現しています。
アイディアや感覚、想いを表現し、機能的目的を可能にするための具体的なデザイン要素と全体像を練っていく、このデザインの始まりでもあるプロセスがコンセプチュアルデザインです。インスピレーションは、周りの世界を注意深く観察する事で生まれます。
旅をしながら、人々、ファッション、音楽や文化を通した体験とアイディアを吸収し、それらをデザインの美と形に融合させる。例えば、日本の概念である、空間とモノの間のバランスを意味する「間（ま）」は、YZDAのデザインの重要な要素です。今日のモダンなライフスタイルを捉える一方で、時を重ねることによって生み出される調和、そして静けさとバランスの原理に対して誠実であり続けています。クライアントの趣向や要望を細やかに学び、クライアントが表現できない本質的な考えや想いを引き出し、それを形にしていきます。
YZDAでは世界中の芸術家やその作品を見極め選定、新しいアーティストの発掘など、クライアントのアートコレクションを築きあげるお手伝いをしています。芸術とデザインの分野における今日のトレンドや歴史を理解し、クライアントの感性や好み、目的、そして予算を考慮し満たすよう努めています。クライアントはもちろんのこと、アーティストやギャラリーと細やかなコミューニケーションをとることも大切にしています。
研ぎ澄まされた感性と繊細さ、そして一つ一つの絵画の持つ美しさや投資価値を理解し、それぞれのインテリア空間にあうアートを丁寧にそして慎重に選んでいます。そのようなアートは、インテリア空間に更なる付加価値と深い意味を与えます。インテリア空間にあうアートを、オーダーメイドするお手伝いも可能です。